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2006年 04月 22日
これは俺の後輩の話である。
この先Fとしよう。 俺と、このFは小学生の頃結構一緒に遊んでいた。 しかし!このFはスポーツが全くと言っていいほど出来ませんでした。 そう!僕と正反対なのですね。 さて、小学生時代の僕はある日野球をしていました。 もちろんそこにはFもいました。 そして野球は上投げと呼ばれる、オーバースローで投げますが、 Fには下投げと呼ばれる、弱弱しい投げ方にするという方程式が成り立っていました。 それでもFは十割が三振でした。 しかし、この日のFは違いました!いろんな意味で。 バッターF、第一球、投げました! カキーン 何とF、ピッチャー返しのいい打球を打ちやがりました。 僕は打たれたショックで さむ「俺の血が!」 と叫んでいました。 しかし悪夢はこれだけでは終わりませんでした。 Fは打った後に俺に向かって走ってきました。 さむの心「ヒット打って乱闘はねーよな。 僕、身も心もズタズタになっちゃうよ!」 そんなことを考えながら覚悟を決め、 シャイニングポーズ! いや間違えた。 ファイティングポーズ! しかしFは良そうに反し、俺を横目にセカンドベースに止まりました・・・・。 俺は呆然と立ち尽くし、脳をフル回転させ考えました。 さむの脳内「え?セカンドベースだよね? ちょ、あれ?ひゃっひゃっひゃ!セカンドベース!」 などと腹をえ小一時間笑いました。 でもそのFはぽっちゃりとしていてとても愛らしく、憎めない奴なので 一塁ベースに戻し、ヒットにしてあげました。 この優しさ プライスレス #
by negitoro74
| 2006-04-22 21:06
| 読み物
2006年 04月 20日
2006年 04月 19日
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